1973年7月16日(月)5.17被告2名の第1回公判。

提供: 19721108
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【概要】

5.17総長団交の折、逮捕された被告2名への第1回公判が開かれた。凶器準備集合罪で逮捕したものの、同罪での起訴が不可能だとわかると、罪状を軽犯罪法違反としての起訴となった。

【5.17被告2名の第1回公判】

5.17総長団交開催をめぐる混乱の中で、凶器準備集合罪の現行犯として逮捕された2名(社会学部常任委Kさんと教育学部クラス団実委Sさん)に対する第1回公判が、東京簡易裁判所で開かれた。当初2人は凶器準備集合罪の現行犯として逮捕されたものの、取り調べに対して完黙を貫いたため裏付けがとれず、軽犯罪法違反として起訴されたものである。
公判後の総括集会では、被告の一人から「多くの学友の結集を求める」とのアピールがあり、この裁判を「早大闘争」の本質を問う裁判闘争にまで発展させねばならないという決意が示された。
この裁判を報じた早稲田キャンパス182号には「この裁判が始まったことにより『早大闘争』に新しい要素が加わったといえる」という一文が見える。


【リンク】

5・17被告団からの声明